今日(2/Oct/06)でパリともお別れです。
起床して、バルコニーから空を眺めると、心模様を表すかのように、曇空です。
天気予報は、曇時々雨の予報なのですが、大雨だけは勘弁して欲しいなぁ。
少しだけ感傷的になりながらも、身支度して朝食を取りに行きました。
顔馴染になったウェイターと軽く挨拶して、朝食を美味しく戴きました。
部屋に戻って、荷物の整理を・・・。
今回使ったスーツケースとお部屋の鍵です。
スーツケースは軽くて丈夫なRIMOWAのスーツケースを使っています。
写真のスーツケースは、SALSA TROLLEY(06年夏に製造中止になったモデル)。
82Lの容量がある割には、3.3kgという軽く、扱いやすいので重宝しています。
このスーツケース一杯にお土産や洋服等を工夫してパッキングしました。
果たして30kg以内に収まってるかなぁ。
重たい荷物を引いてレセプション迄移動。
チェックアウトの手続きをして、ホテルに荷物を預けてお出掛けです。
今回泊ったホテルの外観。
小さなホテルですが、中々サービスは良かったです。
”部屋の鍵がオートロックじゃない”というホテルは久し振りでしたが、楽しい滞在になりました。
掃除はキチンとされていたし、ベットメークも問題ないし、ランドリーサービスは悪くないし、何よりホテルマンのサービスが良かったのが印象的でした。
ホテルの名前は
”Cecilia”
グレードは三ッ星で、一泊シングルが150ユーロでしたが、この時期にしてはお値打でした。
(いつもの四ッ星超のホテルが2倍以上の一泊800ユーロ位というお値段を考えれば全然お安い)
メトロの駅からも、エール・フランスバスの停留所からも近くて便利な立地だった事もあり、凄く快適に過せました。
ホテルの外に出た時点で小雨が降ってるので、遠出を諦めて、とりあえずメトロの駅へ。
サンジェルマン・デ・プレ界隈の方に出るのに、メトロの6号線→10号線で移動して、ボンマルシェへ。
ボン・マルシェでウィンドーショッピングのつもりでしたが・・、阿呆なCESIAはまたもや色々と買い込んでしまいました。(冷汗)
欲しかった物を買い込んで、近くの公園で一息・・・。
さて、ここからは気紛れに散歩をしましょう。
・・・・てくてくてくてく・・・・
いつの間にかリヴゴーシュの辺りに着きました。
YSLのブティックを眺めて(お土産以前に知合いの服のサイズ知らないので買えない・・)、キャシャレルのブティックで小物を購入して、さてどーしよう。
ん?リヴゴーシュという事は、かの”ダビンチ・コード”でも出てきたあの教会も近いという事ですね。
雨が降ってきたし、ちょっと雨宿りがてら立ち寄らせて戴きましょう。
向かって左側の入り口部分が改修中のようです。
ミサを行ってる訳でもないし、熱心な信者さんもいないので、少しだけ写真を取らせて戴きました。
入って直ぐにあった壁画ですが、誰の絵だったっけ・・。
流石にフラッシュなしで撮影してたので、暗い色調に写ってますが、素晴らしい絵でした。
天井の絵も素晴らしくいいモチーフでした。
小説にも出てきたローズライン。
ここは、訪れた人達が必ず立ち寄ってました。
ローソクに火を灯して、ペールラシェーズに眠ってる友の事を思いながら、又、今回の旅行で久し振りに会えた友人達の事を思いながら少しだけお祈りをしてました
さて、お祈りも終わったし、外も少し明るいようなので、今の内に・・、と思って出口に向かう道すがら、あれ?何故ここにこれがあるの?
流石に写真をさらに撮るのはあまりにも非常識だと思いましたので、説明文をパチリ。
聖遺物の1つである、トリノの聖骸布の写真が何故ここに展示されてるんだろう?
(現物は、トリノにありますが、滅多な事では公開されてません。)
不思議に思いながらも、滅多に見る事のないものを飽きもせずジーっト魅入ってしまいました。
不意に自分の携帯電話が鳴ってるのに気付いて慌てて外に歩きながら、電話に出ました。
(続く・・、あと2話位で終わる予定)